討議・いま問われる報道姿勢 インターネットメディアにおけるモラルとは?
PV競争が各社で行われている中で、その報道姿勢について問題視されることが多くなっています。過激なタイトルや、不祥事を起こした有名人に対する過剰な叩き、度を越えた張り込み、自殺報道の仕方などの問題を取り上げながら、PV競争とのつき合い方や報道や取材における規制について、この分野での第一人者とされる学識・報道分野のベテランが広範に語り合います。
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登壇者
澤 康臣
専修大学 文学部ジャーナリズム学科教授さわ やすおみ 1966年岡山市生まれ。東京大学文学部卒業後、1990年に共同通信記者となり社会部、外信部、ニューヨーク支局などを経て、特別報道室で「パナマ文書」ほか調査報道や深掘りニュースを担当した。ニューヨークでは「国連記者会」理事に選出。2006~07年、英オックスフォード大学ロイタージャーナリズム研究所客員研究員。2020年4月から専修大学文学部ジャーナリズム学科教授。著書に『グローバル・ジャーナリズム』(岩波新書)『英国式事件報道 なぜ実名にこだわるのか』(文藝春秋。ペーパーバック版は『なぜイギリスは実名報道にこだわるのか』金風舎)など。
宍戸常寿
東京大学大学院法学政治学研究科教授(憲法学、国法学、情報法)ししど じょうじ 東京大学大学院法学政治学研究科助手、東京都立大学法学部助教授、首都大学東京社会科学研究科法曹養成専攻助教授、一橋大学大学院法学研究科准教授を経て現職。公益財団法人東京大学新聞社理事長、地方制度調査会委員、衆議院議員選挙区画定審議会委員。一般社団法人ソーシャルメディア利用環境整備機構代表理事、ヤフー株式会社プライバシーに関する有識者会議(アドバイザリーボード)座長、内閣官房「個人情報保護制度の見直しに関する検討会」構成員など。