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Internet Media Awards 2026 : 企業研究、刀 –「最強マーケター」の赤字とクールジャパン機構–

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調査報道部門

真実をわかりやすく伝え、人々の心を動かし話題になった作品

企業研究、刀 –「最強マーケター」の赤字とクールジャパン機構–

重要な調査報道を継続的に行い、スタイルを確立。調査報道自体を「面白いもの」として見せる工夫も評価

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受賞コメント

NewsPicks「NPレポート」

3年目に入った「NPレポート」は、有料モデルの動画コンテンツとして、現代的な報道のあり方を試行錯誤してきました。伝統的な経済報道と現代的な動画コンテンツを両立させる試みは、NewsPicksならではの無謀な挑戦です。受賞作品は、取材・構成・出演・編集をたった2人で担うNPレポートの機動性を象徴する報道であり、今回、このような評価を頂いたことは、暗中模索のさなかにあった取材者として、素直に嬉しく思っています。

・大酒丈典(おおさけ・たけのり)NewsPicks 副編集長
日本経済新聞社で記者を経験した後、一般企業でM&Aを担当。その後は投資ファンドで経営企画。日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)。編集書籍は米VC中村幸一郎著、カウフマン・フェローズ協力『スタートアップ投資のセオリー』(ダイヤモンド社)。

・柳橋泉紀(やなぎばし・みのり)NewsPicks 映像ディレクター
北海道文化放送で報道情報局の番組ディレクターを経験した後、2019年NewsPicksに転職。「NPレポート」など編集部オリジナル動画コンテンツの制作を主導する。

選考委員より

NewsPicksは、2024年の「虚飾のユニコーン ——線虫がん検査の闇」に続き、2度目の部門賞受賞である。この間も、「中国に技術流出か。福井のウルトラ電池「APB」の本当の姿」など、重要な調査報道を継続的に行ってきており、「NPらしさ」とでも言うべき一つのスタイルを確立している。テレビを中心とするマスメディアが、内実を確かめもせずに(あるいは、意図的に)報じている情報のいかがわしさを剔出するその姿勢は、メディア・リテラシーの向上に取り組む本協会の賞に相応しく、また、調査報道自体を「面白いもの」として見せる工夫も評価したい。大酒丈典氏と柳橋泉紀氏との丁々発止のやりとりのファンも多いことだろう。 (平野 啓一郎/小説家)