Internet Media Awards 2023 : NO YOUTH NO JAPAN
U30’s View
次世代を牽引する30歳未満の選考委員が選ぶオンラインコンテンツ
NO YOUTH NO JAPAN
政治や選挙のほか、教育・所得・医療などの重要なトピックをわかりやすく発信
受賞コメント
一般社団法人NO YOUTH NO JAPAN 石井佑果
石井佑果(いしい・ゆか)
2000年生まれ。日本女子大学卒業。大学一年次に貧困家庭の子供に勉強を教えるボランティアをきっかけに、政治参加に興味を持ち、2020年にNO YOUTH NO JAPANに参加。2021年よりInstagram運営リーダーを務め、Instagramのコンテンツ制作や編集を行なっている。
2000年生まれ。日本女子大学卒業。大学一年次に貧困家庭の子供に勉強を教えるボランティアをきっかけに、政治参加に興味を持ち、2020年にNO YOUTH NO JAPANに参加。2021年よりInstagram運営リーダーを務め、Instagramのコンテンツ制作や編集を行なっている。
選考委員より
ただの学生である私が選ぶ側の立場に立たせていただいていることが畏れ多いですが、このアワードのお話をいただいたときにまず思い出したものの1つがNO YOUTH NO JAPANさんでした。活動を初めて知ったとき、若い世代の政治参加をもっと身近なものにすることを目指して掲げられた、「#わたしたちの生きたい社会をつくろう」というハッシュタグに深く共感したことを覚えています。特にInstagramを用いた発信では、政治や選挙そのものだけではなく、教育、所得、医療など、私たちに直接的に関係するトピックをわかりやすく発信されていることが印象的でした。若者に身近な媒体を用いて、U30が、U30に発信し、U30から変えていくムーブメント。僭越ながら、応援しております。(増田奈保子)
この度の受賞、メンバー一同大変嬉しく、光栄に思います。 U30世代の人口割合は、少子高齢化によって減少し、2021年には有権者人口の13.4%にまで落ち込みました。選挙での投票率が他の世代より低いことも重なり、政治の場におけるU30世代の存在感は年々希薄になり、若者目線の政策が少なくなっています。しかし、今後の社会を生きていくのはわたしたちU30のはず。おかしいことはおかしいと声を上げ、自分の置かれた境遇をただ受け入れるのではなく、皆が生きやすいような社会をつくりたい。そんな思いで活動してきました。 専門家ではない立場でありながらも、情報収集や編集をに力をいれ、大学生中心のメンバーによる等身大の視点とSNS上での広がりを意識したデザインを強みに、10万人に及ぶ方々にフォローしていただいています。今後も「参加型デモクラシー」を育み、U30が生きたい社会をつくることを目指して活動していきます。(NO YOUTH NO JAPAN一同)