Internet Media Awards 2025 : 「ガザ、紛争激化からの1年」

広告・オウンドメディア部門
優れたスポンサード・コンテンツやオウンドメディアを顕彰する
「ガザ、紛争激化からの1年」/国境なき医師団日本
命を救う活動に対する寄附への呼びかけが随所に現れる、虚飾を排除したデザイン

受賞コメント
国境なき医師団日本
選考委員より
虚飾を排除したデザイン。最前線に臨場し行動を続ける医師団にしか届けることのできない声と動画。ページをスクロールする中、命を救う活動に対する寄附への呼びかけが随所に現れます。3,000円で子どものマラリア治療40回、5,000円で肺炎の治療用抗生物質990錠、10,000円で栄養治療280食、30,000円ではしかワクチン660回、全てが具体的です。
(箭内道彦/クリエイティブディレクター)
このたびは望外のご評価を頂き、誠にありがとうございます。
「ガザ、紛争激化からの1年」は、パレスチナ・ガザ地区での活動に従事した国境なき医師団(MSF)スタッフの証言を軸に、現地の人道状況の深刻さを伝えるとともに、即時停戦と民間人の保護、医療・人道援助の尊重を訴え、日本の人びとの共感と支援を喚起することを目指して制作しました。
取材記事、現場からの映像、記者会見の報告、意識調査、ガザで亡くなったパレスチナ人医師が残したメッセージを見た人びとがコメントを寄せる参加型コンテンツなどを部門横断で作成し、立体的に組み合わせました。
MSFは、世界各地での医療・人道援助活動と、その現場で目撃した人道危機を社会に伝える「証言活動」を柱に、医師とジャーナリストが共同で設立した団体です。
つまり、オウンドメディアをはじめとする様々な手段で社会に訴える活動は、私たちの本務の一つです。今後も活動の現場から届く信頼性の高い情報をもとに、世界の人道危機を伝えていこうと考えています。ご支援をお願い申し上げます。