「メディアだからこそできること」をポジティブに議論——JIMA会員限定オンラインセミナー「コロナ時代にメディアができること」【開催レポート&動画】(5月26日開催)
2020年5月26日、インターネットメディア協会(JIMA)主催によるオンラインセミナー「コロナ時代にメディアができること」が開催されました。スピーカーには「新R25」編集長の渡辺将基さん、フォーブス ジャパン ウェブ編集部編集長林亜季さんをお迎えし、モデレーターとしてMarkeZine 編集長の安成蓉子さんに進行していただきました。
(林氏、安成氏はJIMA理事でもあります)
JIMA会員を対象に行われた本セミナーには70名近い方々が参加、プレゼンテーション、パネルディスカッションなどを通じ、活発な議論が繰り広げられました。本稿では、会員向けの非公開部分は省き概要をご紹介するものです。(JIMA事務局)
*JIMA会員はアーカイブ動画の視聴が可能です。
この動画を再生するためには、JIMA会員にお配りしたパスワードが必要となります。パスワード取得方法は文末をご覧ください。パスワードは定期的に更新されます。
新型コロナウイルスによりもたらされたメディア運営の変化、新しく取り組んだことは?
今回のセミナーのテーマ「コロナ時代にメディアができること」を振り返るべく、冒頭、それぞれのメディアが新型コロナウィルス感染が広がる中で新しく取り組んだことが共有されました。
「新R25」においては、多くの人が不安な時期を過ごしているときだからこそ、「誰かの背中を押す、ポジティブな情報発信をする」姿勢を大切にし、様々なプロジェクト、コンテンツに取り組んだことが紹介されました。『うちで過ごそう。ポジティブに。』と題した啓発応援動画メッセージや、インフルエンサーによる商品体験から取材までをフルリモートでコンテンツ化する「おうちアド」というプロダクトのリリースなどが紹介されました。ページビューに依存するビジネスモデルではなく、広告コンテンツ制作に強みを持つメディアならではの、新しいことに数多くチャレンジするポジティブな姿勢が伺えました。
「Forbes JAPAN」においては、「新型コロナウイルス特集」ページを設けることで様々な切り口からなる400本近い記事を出稿し、過去最高となる月間ページビュー数約4000万を達成したことが紹介されました。メディア全体として広告出稿が減り、広告収入の減少傾向もあるものの、一方でForbes JAPANでは「ポジティブ・ジャーナリズム宣言」を打ち出し、オンラインメディアの強化に向けた様々な戦略を実践する機会と捉えていることも力強く紹介されました。
「世の中が激変する時、メディアだからできることは何か?」
セミナーの後半には事前に寄せられた以下のような質問、そしてセミナー中にチャット機能を通じて投稿された質問に対して回答する形で議論が行われました。
- 新型コロナの影響で困ったことは?
- 書店の売上減少を補うために、ウェブで何ができる?
- 世の中が激変する時、メディアだからできることは何か?
自身もMarkeZineの編集長として日々メディア業界を俯瞰的に捉えている安成さんが進行を行い、オンライン開催を感じさせない熱気の伝わる議論が行われました。
後半のディスカッションでは、会員限定のセミナーだからこそ共有された、率直で前向きな課題の捉え方、新しい挑戦などが数多く紹介され、多くの参加者からもアンケートを通じて高い評価を得ることになりました。
今後もJIMAのセミナーでは、メディアが直面するさまざまな課題を取り上げ、より良いメディア運営に向けてなすべき課題などについて議論を進めていく予定です。同じ課題を抱える各位のJIMAへの参加をお待ちしています。
本セミナーのアーカイブ動画は、会員の方であれば視聴いただけます。希望される方は、所属されている企業、媒体が既にJIMA会員であることを確認の上、JIMA事務局までご連絡ください。
(文責 / 撮影:JIMA事務局)
動画視聴用パスワードを忘れたら?
JIMA会員を対象にお配りしたパスワードをお忘れの方は、下記のフォームからJIMA事務局までご連絡ください。折り返し、パスワードをメールにてご連絡します。パスワードは定期的に更新されます。JIMA会員企業・媒体ご所属の方であれば視聴いただけますので以下のフォームに必要事項をご記入ください(所属企業・媒体が分かるメールアドレスをご記入ください)。
エラー: コンタクトフォームが見つかりません。