メディアの現場で求められる著作権の考え方とは ——「講座・いま、情報発信者が知るべき著作権法の知識」開催レポート
2020年8月18日、インターネットメディア協会(JIMA)主催による会員向けオンラインセミナー「講座・いま、情報発信者が知るべき著作権法の知識」が開催されました。スピーカーには著作権に詳しい福井健策氏(弁護士・骨董通り法律事務所代表パートナー)に登壇いただきました。
本セミナーには、JIMA会員70名以上が参加し、講義に続く質疑応答では、活発な議論が繰り広げられました。(JIMA事務局)
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ツイッターに関する最高裁判決など、最新の課題にも言及
今回のセミナーでは、福井氏からメディアの現場で求められる著作権についての基本的な知識、定義などについて、具体的な事例などを交えながら共有されました。
どのような情報に著作権があるかについての分類、そして著作権がない情報とはどのようなものかなど、メディアの現場で意識すべき著作権に関する基本的な枠組み、考え方を俯瞰的に紹介頂きました。
最近の動向として話題になっていた、ツイッターでリツイート(転載)された画像の一部が自動的に切り取られる設定を巡る最高裁判所での判決にも言及され、最近の著作権法改正はオンライン社会におけるインターネット上の発信を推進する方向で進んでいるとの指摘があり、今後の動向にもぜひ注意を払う必要性についても紹介されました。
質疑応答の際にはメディア運営の現場で求められる報道の際の引用、フェアユース等についての考え方についても踏み込んだ具体的な解説が行われました。
今後もJIMAのセミナーでは、メディアが直面するさまざまな課題を取り上げ、より良いメディア運営に向けてなすべき課題などについて議論を進めていく予定です。同じ課題を抱える皆様のJIMAへの参加をお待ちしています。
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(文責 / 撮影:JIMA事務局)
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