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Internet Media Days 2020、いよいよ開催

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INTERNET MEDIA DAYS 2020 - メディアの今がわかる。明日をつくる

JIMA(インターネットメディア協会)が主催する初の総合オンラインカンファレンス「Internet Media Days 2020」(IMD2020)が、開催されます(11月5日 — 7日)。その趣旨と見どころのいくつかを、以下ご紹介しましょう。(JIMA事務局/IMD2020実行委員会事務局)

IMD2020は、設立から2年目に入ったJIMAにとって、年度の当初より計画してきた最も大きなプロジェクトの一つです。
JIMA、そしてIMD2020がめざすのは、

  • インターネットを介したメディアの実務家が広範に集い、
  • インターネットメディアの質的向上、新たな創造、そして継続性を求め、
  • 自ら情報を発信し、語り合う

というものです。
その実現を目指し、JIMA会員メディアから集まったIMD2020実行委員の企画チームが企画したプログラムは全13。30名近い講師の多くが、JIMA会員でもあります。

さて、多くのプログラムがありますが、そのなかのいくつかのプログラムをご紹介しましょう。

メディアにおける、仕事の多様性から、リテラシー、そしてキャリアまで

[ディスカッション]メディア業界 女性のキャリアを語る」では、会員メディアでリーダーシップを発揮する女性編集者、ビジネスらが登壇し、メディアにおける女性のキャリア形成やメディア内の多様性をめぐって語り合います。
討議・ビジュアルから見るWebメディア」は、インターネットメディアやアプリメディアで、そのビジュアル面をリードする実務家が対談するというユニークな企画です。
討議・いま問われる報道姿勢 インターネットメディアにおけるモラルとは?」では、インターネットメディアが直面する難しい課題、報道をめぐる新たなモラルのありかを探る、識者2名からの重要な提言となるはずです。
また、「[ディスカッション]理念・戦略・KPIまで一貫したエンゲージメント重視 ONA2020から見るニュースメディアのトレンド」では、JIMAが範とすべきニュースメディアめぐるNPOであるONA(オンラインニュースアソシエーション)で語られた海外ニュースにおける喫緊の課題やトレンドが紹介されます。
また、「[ディスカッション]高校生と本気で考える「コロナとメディアリテラシー」」は、JIMAが重要視し取り組んでいる「(メディアをめぐる)リテラシー」課題について、この課題に取り組む教師や現役高校生らが登壇します。
また、JIMA会員メンバー限定ですが、メディア業界でのキャリア形成を話題にしながら、メンバー間の交流を図る「[JIMA会員交流会]これまでのキャリア、これからのキャリア」も、ぜひ参加してみて下さい。ユニークなキャリアを経てきたJIMAの中心メンバーが、話題をリードしてくれるはずです。
(ニュースメディアと若者のキャリア形成については、こちらでも)

新たなビジネスモデル、そしてメディアをめぐる価値観の変動

さて、最後に外部からお招きする「特別講演」プログラムを2つご紹介しておきましょう。

雨宮寛二
雨宮寛二氏

6日(金曜日)18時から行われるのは、雨宮寛二氏による「[特別講演]デジタルサブスクの今――戦略モデルとリテンションのアプローチ」です。
メディアの継続可能性を探る試みのなかで、最も注目を集めるのが「サブスクリプション」です。インターネットメディアとサブスクをめぐり事例を交えてその可能性を探ります。

砥川直大
砥川直大氏

一方、7日(土曜日)18時から行われる砥川直大氏「[特別講演]SDGs時代の広告クリエイティブとネットメディアの役割」もまた注目です。こちらでは、ビジネス、社会、環境、政治など広範な分野で、近年注目を集める「SDGs(持続可能な開発目標)」をキーワードとして、インターネットメディア、そして広告などに押し寄せる価値観の変動を語ります。

まだまだご紹介し足りませんが、ぜひ、IMD2020のさまざまなプログラムを通じて、メディアの課題、未来を語り合いましょう。ご参加をお待ちしています。