IMA

Internet Media Awards 2024 : 冷凍餃子フライパンチャレンジ

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選考委員特別賞

選考委員が特筆すべきとした作品

冷凍餃子フライパンチャレンジ

SNSの企業活用の特性を生かし、PRに成功した作品

受賞コメント

味の素冷凍食品株式会社

弊社のPR活動「冷凍餃子フライパンチャレンジ」に、このようなご評価を頂き御礼申し上げます。
生活者とのタッチポイントがあふれる中、タイムリーに生活者の声に出会え、その瞬間を捉える事ができた事例だと感じています。
私たち味の素冷凍食品はこれまでも「永久改良」として生活者のライフスタイルや、食のトレンド等を見ながら時代に即した製品改良を続けてきました。今回のアクションもその一つと考えていますが、デジタル化した時代がゆえに、SNSで広く伝播したと感じています。
情報があふれる中、正確な情報を伝えることが重要であり、フライパンチャレンジはまだまだ続きますが生活者との共創構造を丁寧に作っていきたいと考えています。

選考委員より

冷凍餃子を焼くとき、どうしもフライパンにこびりついて、餃子もフライパンも焦がしてしまうという「餃子あるある」。消費者からの苦情の声をきっかけに全国から焦がしてしまったフライパンを集めると同時に、焦げない羽根つき餃子作りの改良プロセスを公開。収集した大量のフライパンの画像と共に、その数を都道府県事に集計。だから何?ではあるが、そのばかばかしいまでのしつこさに圧倒されつつも、クスリと、癒やされる。 SNSの企業活用においては、その双方向性とともに、オールドメディアとは異なり、企業総体ではなく、中の人、つまり特定の個人とパーソナルにコミュニケーションできているような気持ちになれるという特性をいかに活かすかが、成否を決める。その意味で、この味の素のスポンサー記事は成功していると言っていいだろう。
(干場 弓子/(株)BOW&PARTNERS 代表/(株)ディスカヴァー・トゥエンティワン共同創業者・前社長)