一般社団法人に移行し、更なる知見の共有とネットワークづくりを目指す——JIMA2021年度通常総会を開催
2021年5月20日、インターネットメディア協会(JIMA)は、3年目の新年度を迎え、通常総会を開催いたしました。総会は昨年に続き新型コロナウィルス感染防止対策のため、オンラインの環境で実施されました。総会では、以下の7つの議案を議論の上、決議を行いました。
- 2020年度 事業報告及び会計報告の件
- 2021年度 事業計画及び収支計画の件
- 一般社団法人への移行について
- 任意団体の解散について
- 残余財産の寄付について
- 新年度理事及び監事の承認について
- 一般社団法人の新年度理事及び監事の推薦について
1.では、新型コロナウイルスの感染の収束がまだ見通せない中でイベントのオンライン化に取り組んだこと、3日にわたるオンラインカンファレンス「Internet Media Days 2020」の実現、そして、協会主催となるアワード「Internet Media Awards(第1回)」の実施などの事業の振り返りとその収支報告が行われ、監事からの監査意見も交えて決議されました。
2.の新年度の計画では、インターネット空間において信頼できる情報を伝える責任はますます重くなっている状況を踏まえ、今まで以上に強く社会的責任を果たすべく、最新の知⾒共有とメディアのネットワーク強化のための活動をさらに活発化することが合意されました。特に会員間の交流の促進を意識し、セミナーやInternet Media Daysなどのイベント、交流の場づくりを重視し、その基盤として、社団法人化や理事会、事務局を含めた組織体制の強化を進めることも決議されました。
3、4、5の一連の決議では、「一般社団法人インターネットメディア協会」を設立することで会員組織を同法人に移行し、より信頼される、安定した運営基盤の強化を目指すことが合意されました。一般社団法人インターネットメディア協会定款、同会員規則もについても了承されました。
6. および7. の役員人事では、前年度まで尽力された理事2名、監事1名が退任し、新たに4人の理事、1人の監事を含め、16名の役員体制で協会活動をリードしていくことが決議されました(役員)。新たに事務局長職を設け、事務局体制の強化を目指すことも合意されました。
通常総会の後に開催された新年度第1回の理事会では、協会の代表理事として瀬尾傑(スローニュース 代表取締役)の再任を決議し、新任理事を含めて協会の部会活動を更に活性化していくことなどが合意されました。