グランプリ、部門賞など全6作品を発表!

〜 グランプリは特定非営利活動法人 Mielka「JAPAN CHOICE」に決定! 〜

グランプリ受賞作

JAPAN CHOICE

作者 特定非営利活動法人Mielka

選考委員より沢山の素晴らしい作品から一つを選ぶのは苦渋の決断でしたが、政治という見えにくい課題を解りやすく、そして斬新で楽しいビジュアルを用いて可視化した、JAPAN CHOICEを選ばせて頂きました。こう言ったメディアがあることで、特に若い世代の政治への興味が高まり、具対的な行動変容に繋がっていくことを期待したいと思います。(小木曽 麻里)

テキスト・コンテンツ部門

「ごめんなさい 救助のヘリじゃなくてごめんなさい」

作者 NHK取材ノート編集部 成田大輔

選考委員より衰退する既存メディアは大本営か偏向。栄えるデジタル週刊誌系、ネットプロバイダー系は、不倫の「調査」と「報道」を繰り返しては、PVを上げるユーザーのせいにする。かつて第四権とも言われた日本のジャーナリズムは死んだ。そう諦めかけていた。
しかし!ジャーナリスト達は生きていた!「場」を変えただけだった。新しい「場」を得て、かつてより自由に、より広く、より大きく、、、新しい可能性に向けて走っていた!そんなことを実感させてくれた応募作であり、審査会だった。応募してくださったみなさまに感謝する。受賞したみなさまを祝福する。そして、このJIMAの活動を応援します。(干場 弓子)

ビジュアル・コンテンツ部門

【図解】東日本大震災から10年の歩みと未来

作者 Yahoo! JAPAN

選考委員より震災から10年を迎えた昨年は、被害や復興の足取りを後世に残すビジュアルコンテンツが多く発表された年でもあった。受賞作は過去を振り返るだけでなく、未来に向けての提言、特に、防災・減災への向き合い方について多方面から光を当てる内容となっている。写真、動画、テキストに加えて、データを用いたインフォグラフィクスを効果的に取り入れたデザインは、エビデンスに基づくわかりやすい構成であり、読者に考えるきっかけを作る。いわゆる「スクローリーテリング」の手法で読者の関心を深くまで引き込んでいくインターフェイスも秀逸であり、瞬時に消費できるものが好まれがちなインターネットコンテンツの中で、デザイン、編集、構成力の高さが光った読み応えのある作品と言える。(山辺 真幸)

メディア・イノベーション部門

該当作品はありませんでした。

アクション・フォー・トラスト部門

調査報道講座 オープンデータ活用術

作者 Slow News 熊田安伸

選考委員より国の事業や補助金、官報あるいは入札……。政府や自治体など公的機関には膨大な情報があるが、その情報がどこにあり、どうすれば引き出せ、どんな意味を見いだせるかを知っている人は多くない。元NHKで現スローニュースの熊田安伸氏は長年の調査報道の経験から、そうした情報収集と解析の手法、とくにオープンデータの扱いについて連載で公開した。昨今注目されるOSINT(Open Source Intelligence)的な技術だが、同業者目線で総覧的に紹介しており、読み物としてもおもしろい。また、このノウハウの先によい報道が出てくることを期待しているのが伝わってくる。「メディアやコンテンツの信頼を築くための活動」という意味で、非常に本賞にふさわしい。(森 健)

選考委員特別賞

ため池に落ちると、なぜ命を落とすのか

作者 水難学会会長
   長岡技術科学大学 教授 斎藤秀俊

選考委員より2021年に香川県丸亀市のため池で釣りに来ていた小学1年生の男の子と33歳の父親の2人が死亡するという悲しい事故がおきました。なぜ、ため池に落ちると、子供だけでなく大人まで命を落としてしまうのか。なぜ、こうした事故は繰り返されるのか。それを防ぐためにどう対処すればいいのか。今回の作品は実際にさまざまな状況を再現することで、ため池の危険さ、そして事故のときにどう対応すべきかを、動画でわかりやすく伝え話題になりました。お金をかけるだけではなく、知恵と情熱を注ぎ込むことで社会にインパクトをもたらすコンテンツが作れる、ネットの意義を示した事例としてアワードとして顕彰します。(瀬尾 傑)

信頼性のある情報をわかりやすく正しく世の中に伝え、社会をよりよい方向に導いた作品や活動に光をあてるとともに、情報伝達における質の高さを追求しイノベーションに挑むメディア事業社や関係者をたたえる「Internet Media Awards」。2021年中(2021年1月1日〜12月31日)に公開・注目されたコンテンツや活動を対象とし、幅広く公募を実施しました。そして、すべての応募作から、JIMA会員の投票による第一次選考、選考委員の討議による最終選考を経て、受賞作品が決定しました。

Internet Media Awards代表者2名のコメント

瀬尾 傑

インターネットメディア協会 代表理事 瀬尾 傑

Internet Media Awardsは今年で、2回目となりました。皆様からの公募で集まった258件の作品の中から、今回も素晴らしい受賞作を選ぶことができました。残念ながら受賞にはいたりませんでしたが、アワードにふさわしい作品が多数寄せられ、最終選考会当日は議論が盛り上がりました。ご協力をいただいた選考委員をはじめ投票、推薦をしていただいた皆様に心より感謝を申し上げます。

瀬尾 傑(せお まさる):

ノンフィクションの読み放題サービス「SlowNews」を運営するスローニュース代表として調査報道のエコシステムづくりに取り組んでいる。日経マグロウヒル社で経営企画室、日経ビジネス編集部、講談社に転職後、『週刊現代』『月刊現代』編集部、ジャーナルラボなどを経て、『現代ビジネス』を創刊、編集長に。2018年にスマートニュースに入社し、スマートニュース メディア研究所所長に就任。19年2月からスローニュース代表取締役を兼務。一般社団法人インターネットメディア協会代表理事。

谷本有香

Internet Media Awards 2022 実行委員長 谷本有香

2回目を迎える今年も素晴らしい作品が集まり、大変難しい選考ながらも、インターネットメディアの進化を感じられる作品が多く、個人的にもたくさんの学びをいただく選考会でした。
また、震災から10年という節目でもあることから、東日本大震災を題材にしたものも目立ち、現在のテクノロジーを使って当時を検証する作品は、改めて、蓄積された情報と技術との掛け算が織りなす「知の深化」を体現し、読者に新しい視点とともに深い考察を加えるものでした。
さらに、コロナ禍という閉塞の中で、既存の枠組みを超えてアクションにつなげる作品も多く、大変好感とともに勇気をいただきました。

谷本有香(たにもと ゆか):

証券会社、Bloomberg TVで金融経済アンカー後、米MBA取得。日経CNBCキャスター、同社初女性コメンテーター。オードリー・タン台湾デジタル担当大臣、トニー・ブレア元英首相、アップル共同創業者スティーブ・ウォズニアック等、3,000人を超えるVIPにインタビュー。
現在、J-WAVE「JAM THE PLANET」、TBS「坂上&指原のつぶれない店」のレギュラー経済コメンテーター。ロイヤルハウジンググループ上席執行役員、WARPSPACE顧問等、企業役員としても活動。立教大学大学院 21世紀社会デザイン研究所 アドバイザリーボードメンバー。2016年2月より『フォーブス ジャパン』に参画。2020年6月1日より現職。

選考委員(五十音順)

小木曽 麻里

小木曽 麻里
SDGインパクトジャパン共同代表

瀬尾 傑

瀬尾 傑
一般社団法人インターネットメディア協会 代表理事

関 治之

関 治之
一般社団法人コード・フォー・ジャパン 代表理事

谷本 有香

谷本 有香
Forbes JAPAN Web編集部 編集長

干場弓子

干場弓子
(株)BOW&PARTNERS 代表/(株)ディスカヴァー・トゥエンティワン共同創業者・前社長

森 健

森 健
ジャーナリスト/専修大学文学部非常勤講師

山辺真幸

山辺真幸
データビジュアライズデザイナー/情報可視化研究者